合同企業説明会での圧倒的集客方法
皆様こんにちは。
飲食店コンサルティング会社
株式会社スリーウェルマネジメントコンサルタントの福田です。
先日、秋葉原で開催されたグルメキャリーさん主催の合同企業説明会に
クライアント企業様のお手伝いで参加してきました。
合説は採用手法の中で一番リアルに求職者の人にダイレクトアプローチでき、
コミュニケーションがとれる所が魅力的な特徴かと思います。
実際に、新卒や中途採用で毎年ブース出展をされている企業様も多いかと思います。
そこで今回は合説で圧倒的集客を行うためのポイントについて
少しお話させていただきたいと思います。
私は毎年必ずご支援で合説のお手伝いをさせていただきます。
・ブース装飾
・プレゼン資料作成
・採用ツール作成
・メンバー選定
など準備段階から細かな部分でポイントがたくさんあります。
ただ、かなりの合説の場数をこなしてわかった最大の集客ポイントは
ズバリ『声かけ』です。
では具体的に声かけのどこがポイントなのか。。。
具体的な『声かけ』のポイント
合説における声かけでは
①ファーストコンタクト
②クロージング
の上記2点がとても重要になってきます。
まず、①ファーストコンタクトでの声かけについて。
このタイミングで一番重要なことは求職者の足を止めること
そして一番ベストなのは、【足を止める、かつ、ブース誘導の言動】になっていること
では上記のポイントを満たした声かけにはどんなものがあるかをご紹介致します。
■ファーストコンタクト
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・どんな業態で探していますか?
・どんな職種で探していますか?
・どんなポジションで探していますか?
・どのエリアで探していますか?
・どんな働き方で探していますか?
・最低限これだけは。。という条件はありますか?
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基本的にこれだけです!
私はこのタイミングではこの声かけしかしていません。
これで1回の合説でほぼ一人でMAX200名近く集客しました。
■反対によくあるダメな例
・よかったらどうぞー
・よかったら聞いて行きませんか?
合説に出られてこういった声かけをされている企業様は要注意です。
コミュニケーションが一方通行で、
よっぽどもともと興味を持っていない限り、この声かけでは求職者の足は止まりませんし
自社ブースに座ってくれることはありません。
2つ目のポイントはクロージングです。
ファーストコンタクトがうまくいっても、最後のクロージングが上手く決まらないと
ブースの集客はできません。
クロージングでポイントとなる声かけは下記になります。
■クロージング
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・すぐに始まるのでどうぞ!
・すぐ終わるのでどうぞ!
・まずはうちのブースからサクッと行きましょう!
(・今日は実は社長もきてるんですよ!)
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基本的に私はこれしか使っていません!
■反対によくあるダメな例
・足を止めているのに、
・立ち話が長い→目的のない会話
→自信を持って、堂々とまずは椅子に座ってもらうことをゴールに誘導してあげましょう!
自信なさそうに話かけたり、曖昧なゴールのない話は無意識にも、魅力0として判断されます。
以上が合説で圧倒的集客を行うために重要な声かけの秘密になります。
少しでも参考にして頂けますと幸いです。
最後に今回グルメキャリーさんの合説参加させていただいた所感をまとめさせていただきます。
グルメキャリーさんの合説を参加しての所感
毎年グルメキャリーさんの合説には参加させていただくのですが、
今回参加させていただいた所感を下記にまとめさせていただきます。
■中途採用だけじゃなく、新卒採用としてもかなり活用できる!
今回、400名の総来場者に対して、60名ほどブースに来ていただいたのですが
面接までたどり着いた方や、温度感が高い方は新卒の方が多いのでは?と思うくらいです。
飲食業界で新卒となると、まずは高卒からの取り組みが一番ハードルとしては低いのですが、
専門学生・大卒・留学生と高校以外の新卒カテゴリーに直接アプローチができる部分は非常に魅力的です。
■留学生について
まず一つ感じることが、留学生の参加が結構多い。
もし留学生の採用もOKの企業様はまず下記のポイントは最低限押さえましょう。
①グルメキャリーさんが最初に求職者に配っているパンフレットに留学生OK!は必ず記載すること。
→基本的に、留学生は出展企業紹介パンフレットの留学生OKマークをみてブースを回ります。
声をかけるとだいたいの方がブースに座ってくれて、その場で面接のアポイントが取りやすいです。
■新卒について
意外と新卒の参加が多いです。
なので、ブース装飾なども「THE中途採用仕様」よりかは
人選やブース装飾も給与・ポジション・成長性・規模感などの訴求だけなく
働きやすさや、親しみやすさ、安心感の訴求も入れると取りこぼしなく
アプローチしやすくなります。(今は中途も新卒も境目が難しくなって来ていますが…)
もちろん質の問題はありますが、まずは「母集団を作る」が採用活動を行う上では非常に重要になります。
なかなか合説で上手く母集団を作れない企業様は、一度上記の内容をお試しくださいませ。
前回の記事は上記からどうぞ!
飲食店経営者・採用担当者の皆様のご参考になれば幸いです。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。