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“感覚経営”からの脱却――評価制度と社内整備でつくる、成長する組織のかたち

“感覚経営”からの脱却――評価制度と社内整備でつくる、成長する組織のかたち

株式会社DREAMS FOOD COMPANY 代表取締役 松本雅樹様

  • 飲食店
“感覚経営”からの脱却――評価制度と社内整備でつくる、成長する組織のかたち

■はじめに

本インタビューでは、評価制度の導入と労働環境の整備を軸に、組織運営の土台を再構築。

変革の背景と未来へのビジョンについて伺いました。

 

 

《企業概要》

会社名:株式会社DREAMS FOOD COMPANY

設立:2017年12月

店舗数:4店(2025/6/10現在)

本社所在地:愛知県名古屋市

事業内容:焼肉、居酒屋を名古屋エリアを中心に展開。

《当社のご支援概要》

■人事評価制度構築

■独立社員制度の構築

① 弊社にコンサルティングをご依頼いただいた際のお悩み

① 弊社にコンサルティングをご依頼いただいた際のお悩み

 

「評価基準がない組織」に限界を感じていた

 

松本社長は、当初ご相談いただいたときの課題をこのように振り返ります。

 

松本社長:「課題は大きく2つありました。1つ目は「評価制度を整えたい」という点。スタッフをどう評価し、どこを成長させるべきかが曖昧で、みんなが不安を感じていたと思います。」

 

「もう1つは、社内体制の見直しです。店舗ごとに運営していたものの、全社的なビジョンや共通ルールがなく、「このままでいいのか」と感じていました。」

 

「“感覚”や“勘”に頼った経営から、仕組みで動く会社へ変えたいと思ったのが、きっかけです。」

② 弊社コンサルティングを知っていただいたきっかけ

② 弊社コンサルティングを知っていただいたきっかけ

 

「偶然ではなく“信頼できる人”に頼みたかった」

 

スリーウェルマネジメントとの接点は、弊社代表・三ツ井との過去のご縁でした。

 

松本社長:「代表の三ツ井さんとは10年近く前に数回だけお会いしていたんです。
船井総研にいらっしゃった頃ですね。直接深い関わりはなかったのに、なぜか印象に残っていて。」

 

「その後SNSで、三井さんが独立してコンサルティングを始められたことを知りました。
タイミング的にちょうど自分も評価制度の必要性を感じていたときだったので、「あ、話を聞いてみよう」と自然に連絡しました。」

③ 他社と比較された場合、弊社を選んでいただいた決め手・メリット

③ 他社と比較された場合、弊社を選んでいただいた決め手・メリット

 

「実績と“人となり”の両面で信頼できた」

 

スリーウェルマネジメントをお選びいただいた理由は、過去の実績の見えやすさと、“人材領域に強い”という印象でした。

 

松本社長:「正直なところ、コンサルって“正しいことは言うけれど、現実味がない”という印象もあるんですよ。
でも三ツ井さんの場合は、過去のキャリアも知っていたし、人としても信頼できると感じていたので、不安がなかったんです。」

 

「さらに調べてみると、「人材育成」「離職対策」「社内整備」など、人を軸にした支援実績が多く、自分たちの課題にぴったりだと感じました。」
「“実績”と“人となり”の両方で納得できたのが、お願いした一番の理由ですね。」

④ 弊社コンサルティング導入後の成果・変化

④ 弊社コンサルティング導入後の成果・変化

 

「社長自身と社員の「指針」が見えてきた」

 

まず大きく変わったのは、松本社長自身の意思決定でした。

 

松本社長:「まずは自分自身が“ぶれなくなった”ことですね。今までは全部感覚でやってきたので、何を基準に判断すればいいか迷うことも多かったんです。」

 

「でも、評価制度という“軸”ができたことで、安心して判断ができるようになりました。
それに、社員にとっても「この制度でこういう行動が評価されるんだ」とか、「これを頑張れば昇進できるんだ」っていう“目印”ができたことは大きいと思います。」

⑤未来への展望

⑤未来への展望

 

「一匹狼の集団」を育てる組織へ

 

松本社長:「中長期的には、2030年までに8〜10店舗を展開していきたいと思っています。単に数を増やすだけでなく、1店舗あたりのクオリティも上げていきたいんです。」
「社員数3〜4人でしっかり利益を出して、働きやすい環境を作る。これが理想ですね。」

 

インタビュアー:「将来的なビジョンや戦略についてもご共有いただけますと幸いです。」

 

松本社長:「はい。2030年以降は、「社内独立」や「社内ベンチャー制度」を立ち上げていきたいんです。
やる気がある社員には、自分の店を任せて、いずれは自分の会社としてやっていってもらいたい。」
「メンバーそれぞれがトップとして立ったあと、僕は彼ら全体をまとめる“トップのトップ”みたいな役割になるつもりです。」
「最終的には“1匹狼の集団”、つまり、個として強い人材がチームとしてまとまっている、そんな組織を作りたいですね。」

 

インタビュアー:「夢のある未来ですね。社員の方々にとっても大きな目標になると思います。」
 

松本社長:「そうですね。この業界にも“夢”や“やりがい”があると示していきたい。頑張ればトップにもなれる、収入も上がる、そんな未来を社員に見せていきたいと思ってます。」

 

■おわりに

松本社長の語る未来像は、数字の成長だけではなく「人の成長」と「夢の継承」に根ざしています。
評価制度や労働環境の整備といった制度的な改革も、その先にある“人材が主役になる組織づくり”のための手段にすぎません。

「社員一人ひとりが、自らの力で未来を切り開く会社をつくりたい。」

そんな想いが、DREAMS FOOD COMPANYという企業を形づくり、これからも力強く進化させていくことでしょう。

私たちスリーウェルマネジメントも、その挑戦のそばで、共に歩み、支え続けて参ります。

 

なお、当社では無料の経営相談を行っております。どんなお悩みでも経験豊富なコンサルタントが親身になって、皆様のご質問にお答え致します。下記無料経営相談バナーをクリックし、お気軽にお申込み下さいませ。

“感覚経営”からの脱却――評価制度と社内整備でつくる、成長する組織のかたち
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