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劇的なQSC改善を実現した3つのポイント

劇的なQSC改善を実現した3つのポイント

皆様こんにちは
飲食店コンサルティング会社
株式会社スリーウェルマネジメント代表コンサルタント三ツ井創太郎です。

昨日は新幹線の事故で名古屋駅で足止めになりましたので、朝一の新幹線で東京に向かっています。

土曜の朝という事で新幹線の中は旅行客で賑わっています。前の座席では朝から酒盛り始まってます。。。

朝の新幹線は仕事がはかどるので、たまった事務処理を一気に片付けます!

さて本日のテーマはQSC改善に関してです。

現在15店舗の飲食店を展開されている企業様で数か月前よりQSC改善に取り組んで頂いておりますが、劇的な改善効果がみられました!今回こちらの会社様での取り組みのポイントをまとめると下記の3点になります。

 

劇的なQSC改善を実現した3つのポイント

①QSCチェックシートを活用しての定点チェック

こちらの会社では弊社の定型QSCチェックシートを活用して頂いております。店舗のチェックは行っているが定型的なフォーマットを使われている企業様は少ないのが実状です。たまたま店舗にいった時に気になった事を指摘するようなチェックでは、なかなかQSCは改善しません。なぜならハロー効果が働いてしまうからです。ハロー効果とは店舗チェックを行う際に、意識的に特に気になった点ばかりに引きずられて、他のチェックするべきポイントのチェック漏れや正当な評価ができなくなってしまう為です。こうしたエラーを防ぐ為にも必ずチェックシートを活用した定点チェックを行う事が重要です。またチェックシート自体を教育カリキュラムや、店舗ミーティングの際の資料として活用する事も効果的です。

 

②写真を活用しての具体的指導

こちらの会社では店舗チェックを行った際に指摘事項を写真に撮って後からの指導に役立てています。特に料理の盛りつけや清掃の不備に関しては写真があった方が分かりやすいですし、Before Afterの比較もしやすいです。またこの改善事項の写真は店舗のマニュアル等のやっていけない「NG集」として活用する事も有効です。

 

③評価制度との連動

QSC改善のモチベーションと改善効果を高める為には評価制度との連動も欠かせません。こちらの会社では業績と連動したインセンティブ制度を運用しています。簡単に言うと売上予算達成で10,000円、原価率予算達成で5,000円、人件費率予算達成で5,000円、営業利益額予算達成で10,000円、全て達成すると店長で合計3万円の権利を獲得します。(実際の支給は年3回)

しかし、たとえ上記数値目標を達成しても毎月のQSCチェックの結果が基準値以下の場合はインセンティブの権利が消滅する仕組みを導入しています。このようにQSCチェックを活用して数値(予算実績)と非数値(QSC等)評価を組み合わせる事で改善活動を促進しています。

 

 

劇的なQSC改善を実現した3つのポイント

経営コンサルタントになる方法

前回記事は上記よりどうぞ!

飲食店経営者の皆様のご参考になれば幸いです。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。