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制度的コミュニケーションの導入に関して

制度的コミュニケーションの導入に関して

皆様こんにちは
飲食店コンサルティング会社
株式会社スリーウェルマネジメント代表コンサルタント三ツ井創太郎です。

先週末は本来は「松本マラソン」というフルマラソンに出場予定でしたが、台風が接近していたので参加を中止しました。残念。。。その変わりに近所でセルフ10kmマラソン!写真はマラソン途中に立ち寄った田んぼですが、もう稲刈りも終わっていますね。いよいよ秋本番!!

さて今日は「制度的コミュニケーション」についてお話をさせて頂きます。

先日とある飲食店経営者の方からこんなご相談を頂きました。

「スタッフとコミュニケ―ションを深める為にはどれ位の頻度で飲みにケーションを実施したらよいか」

飲食店において、スタッフとの信頼関係を築いていく上では、当然コミュニケーションが重要です。

「今月は利益も出たし皆で飲みにいくか!!」

いわゆる“飲みニケーション”。これ自体は別に悪い事ではありません。その一方でしっかりと計画を立ててコミュニケーションを行っていく事を私は「制度的コミュニケーション」と呼んでいます。具体的には毎月、隔月、3ヵ月に一度、半年に一度、1年に一度といった頻度に応じて、どのようなコミュニケーションをスタッフととっていくのかを考えていきます。

「気まぐれコミュニケーション」から「制度的コミュニケーション」に変更するメリットは次の3点です。
 

制度的コミュニケーション導入のメリット

①働くスタッフのモチベーションダウンを発見しやすい
経営者の皆さんもそうであるように、スタッフのモチベーションは高い時もあれば、低い時もあります。モチベーションが低い時の人間は、どうしても「ネガティブ思考」になりがちです。いつもだったらそんなに気にならなかった事が、なんだかとても不満に感じるようになるものです。例えば給与の事や職場環境の事など、スタッフはこうした時に他店の求人を見ると頭の中に「転職」という言葉がちらつくようになります。コミュニケーションを制度化する事でスタッフのモチベーションを定点観測する事が可能になり、異常の発見を早める事ができます。

②スタッフが悩み事等を相談しやすくなる
たとえ悩み事があったとしてもスタッフの方から上司にはなかなか声がかけづらいものです。「社長に言いたい事、聞いてもらいたい事あるけど言えない」こんな想いで毎日悶々と働いているスタッフに対して、定期的にこちら側からコミュニケーションの場を用意してあげる事で、スタッフが悩みを相談しやすくなります。部下の悩みを知る上で最初にやらなければならない事は「部下が悩みを相談できる場」を用意してあげる事です。

③経営者の不安が軽減する
「スタッフが何を考えているか分からない」
これは経営者にとっては大きな不安です。経営者はお店の方針や設備投資などに関して日々多くの意思決定をしていかなければいけません。こうした意思決定をしていく上では、スタッフの協力がとても重要です。定期的にコミュニケーションをスタッフととっておく事で初めて経営者は安心して意思決定を行う事ができるのです。
中には「スタッフの気持ちなんていちいち考えていたら経営者なんて勤まらない!」とおっしゃる方もいます。たしかに経営においてはトップダウンで行わなくてはならない場面も多くあります。しかし同じトップダウンの意思決定でも、スタッフのモチベーション状況を知った上で行う方がリスクは軽減されます。
 

下記が具体的な制度的コミュニケーションの一例です。
 

制度的コミュニケーションの一例

制度的コミュニケーションの一例

【毎日・毎週】  ⇒日報に対する返信・コメント
 日々の業務日報やメール等での報告に対して、一言でも良いのでコメントを返してあげる。
毎日が難しければ、3日おき、1週間おきでも結構です。小さな事ですが、継続的に行う事で信頼関係を築く事ができます。

【毎月】  ⇒会議、ミーティング
会議、ミーティングは基本的には業績や今後の施策を話し合う場ですが、スタッフが「店舗運営の何で悩んでいるか」を発見するという意味でも重要なコミュニケーションの場です。数字の裏側にあるスタッフの悩みを発見する事も経営者に必要とされるスキルです。
例えば・・・
「何度言っても人件費が下がらない」
⇒アルバイトスタッフと良好な関係が築けておらず、シフト削減や早上がりのお願いができていないのではないか。そうだとしたら「上手にアルバイトにシフト削減を伝える話し方」を教えてあげなくては!

【隔月】  ⇒社長(幹部)主催飲み会(繁盛店視察)
いわゆる「飲みにケーション」を定期的に開催する方法です。開催名目としては単なる「慰労会」の他に「繁盛店視察」「スタッフの誕生日会」等があります。

【半年毎】⇒面談(評価面談)
最低でも半年に一回は全スタッフと面談をする事が大切です。評価制度を導入している会社では、評価項目に従った面談になります。一方で評価制度がまだ無いお店は「本人の課題の発見」⇒「課題解決に向けて半年間で取り組む事」という順序で面談を行う事が大切です。

【1年毎】⇒決起集会、社員旅行
1年間の経営成績の振り返りや、翌年の方針発表を行う決起集会やアワード(表彰式)。また社員旅行等を通じてコミュニケーションを行う方法です。私はこうした制度的コミュニケーションを継続的に行っていく事でお店の「雰囲気」や「風土」が創られていくと考えています。なかなか忙しくて優先順位が下がってしまいそうですが、出来る事が一ずつ初めてみて下さい。きっとスタッフも経営者自身もお店も活性化していくはずです。

皆さんの会社では、どんな頻度で制度的コミュニケーションを実施していますか?

ぜひ下記の表で現状の”棚卸”をしてみて下さい

制度的コミュニケーションの導入に関して

飲食コンサルタント養成講座開講!

前回記事は上記よりどうぞ!

 

飲食店経営者の皆様のご参考になれば幸いです。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。