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強い上場外食企業の共通点

強い上場外食企業の共通点

皆さんこんにちは
飲食店コンサルティング
株式会社スリーウェルマネジメント代表コンサルタントの三ツ井創太郎です。

昨日はとあるプロジェクトの打ち合わせで名古屋証券取引所さんへ。

プロジェクトの性質上、詳しい話は書けませんが、名証の方々とは外食企業の上場などに関しても色々と意見交換をさせて頂きました。

改めて感じた事とは、当たり前の事ですが「上場はゴールではなく始まり」という事。どうしても上場をゴールとして捉えがちですが、本当に大切なのは上場した後、どうやって企業としての価値を高めていくのか。

私自身が実際に上場コンサルティング会社で働いていた事もあり、上場企業の日々の取り組みの大変さは身をもって体験させて頂きました。働くスタッフを一枚岩にする企業理念や、時流を読みながらスピーディーに変化させていく経営戦略、業績にコミットし確実に結果を出せるリーダーの育成(採用)、コンプライアンス・・・挙げたらキリが無いですが、取り組み課題は膨大で、しかも全てにおいてスピーディーなPDCAが求められます。

私が勤めていた株式会社船井総合研究所の入社時(2012年)の株価は確か500円位でしたが、現在では約2,500円と5倍の株価になっています。

 

 

強い上場外食企業の共通点

このように順調に企業成長できれば良いのですが、上場した外食企業の全てが好業績という訳ではありません。上場外食企業各社の決算資料や中期経営計画等を読み、分析していくと好業績企業には共通のルールがあります。

それは

①経営課題が明確
②経営課題解決にむけたプロジェクトがしっかりと動いている

という事です。一見当たり前に思われるかもしれませんが、上場外食企業においても業績が悪化しているにも関わらず目先の業績アップの小手先戦略に捕らわれ、本質的な経営課題に着手できていない企業もあります。

これは何も上場外食企業に限った事ではありません。
やはり自社の経営課題に向き合い、その経営課題解決に向けた具体的な取り組みのPDCAサイクルを回せている企業は必ず「強い企業」となります。皆様の会社でも、今一度経営課題の洗い出しをされる事をお勧めします。なお、経営課題を整理する際には「人」「物」「金」のカテゴリー毎に整理していくと整理しやすいです。

前回記事は下記よりどうぞ!

海外進出の成功の鍵

飲食店経営者の皆様のご参考になれば幸いです。

再度までお読み頂きありがとうございました。