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海外進出の原理原則!

海外進出の原理原則!

皆さんこんにちは
飲食店コンサルティング
株式会社スリーウェルマネジメント代表コンサルタントの三ツ井創太郎です。

先日は中国の深圳(シンセン)でコンサルティングでした。深圳は香港から車で約1時間の都市です。

1980年に経済特区に指定されてからは、海外からの巨額投資と、政府がバックアップするスタートアップ企業や製造工場の急速な発展により「中国のシリコンバレー」と呼ばれ、中国では北京、上海につぐ第三の都市に成長しました。

町を歩いていても車はポルシェ、レクサスなどの高級外車ばかりです。

この深圳で3年前から日系外食企業のご支援をしています。最近の深圳の外食業界を見ていて感じるのは、日式飲食店も「専門店化」が進んでるという事です。

一昔前に流行した「日本っぽいお店」では通用しなくなってきています。

逆に言うと本物の日本が求められているという点ではチャンスでもあります。

ただ一方で味覚や文化の違いには十分に注意が必要です。私が現地を調査した結果として、深圳や広州エリアはどちらかというと味覚値としては「薄味」傾向です。先日も現地スタッフ何名かと試食会を行いましたが、日本と同じ味付けでは「しょっぱい」という意見がありました。

こうした現地の文化に合わせながら、いかに本物のこだわりを訴求していくかが、深圳エリア攻略の鍵なります。これは何も深圳に限らず、海外戦略の原理原則とも言えます。

例えば日本のスタバで高い人気を誇る「フラペチーノ」シーズン毎に新しい新商品をどんどん投入していくMDは日本市場攻略の為に生み出された戦略です。スタバのIR資料を確認すると日本独自のフラペチーノ戦略が重点戦略として明記してあります。

自社のブランディングやアイデンティティはブラさずに、いかに現地ナイズをするか。
海外戦略においてはこれが必須です。

前回ブログは下記よりどうぞ。

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飲食店経営者の皆様のご参考になれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございます。