【事例】飲食店で若手がすぐ辞める… 外部メンター導入で“離職率が改善”した10店舗企業A社の話
(当社の現場支援コンサルタント橋本)
こんにちは。
飲食店専門コンサルティング会社、スリーウェルマネジメントの三ツ井です。
飲食店専門コンサルティング会社、スリーウェルマネジメントの三ツ井です。
今回は、「飲食店の若手離職」 に悩んでいた関西エリアにて10店舗を展開されている企業A社様が、当社の 外部メンター制度 を導入し、定着率が大幅に改善した事例をご紹介します。
A社様は新卒や20代スタッフを積極採用している勢いのある企業ですが、長年の課題がありました。
それは――
若手スタッフが1年以内に辞めてしまう。
◆飲食店で若手スタッフが辞めてしまう理由とは?
飲食店の若手離職には、次のような“共通パターン”があります。
● シフトが不規則で生活リズムが崩れる
● 忙しさに対して給与が見合わない
● 上司・先輩に気軽に相談できない
● 自分の成長を実感しづらい
● 体力・精神的な負荷が積み重なる
これらが複雑に絡み合い、「続けるのがしんどい…」と感じてしまうのです。
A社様でも、まさにこの課題が起きていました。
◆A社が抱えていた“若手離職”の具体的な課題
A社様では、新卒採用を進めても 1年以内離職 が続出。
社長はこう話していました。
「店長が現場でいっぱいいっぱいで、若手のフォローまで手が回らない。」
若手の本音を拾う時間がなく、離職の芽を見逃していたのです。
そこで導入いただいたのが、当社の 外部メンター制度 でした。
◆外部メンターとは?若手育成に強いコンサルタント橋本の支援
今回メンターを担当したのは、当社の橋本。
20代女性で、スターバックスや繁盛居酒屋で勤務し、教育や人材育成の経験が豊富な“バリバリの飲食人”です。
「上司でも先輩でもない、みなさんの相談相手として来ました」
初回面談で橋本がそう伝えると、若手の表情が一気に柔らかくなりました。
◆毎月の1on1面談で“離職の芽”を早期にキャッチ
(当社のスキルチェック&人事評価システム「モチベイ」)
橋本は毎月現場で若手スタッフと1on1面談を行います。
● 仕事の悩み
● 人間関係の不安
● キャリアの迷い
● 店長には言いづらい本音
どんな内容でも丁寧に聞き、一緒に整理していきます。
そして、明確な安心ルールがあります。
◆離職につながる重大内容 → 会社へ報告
◆それ以外の相談 → 完全に秘密厳守
これが“本音を安心して話せる場所”の土台になります。
さらに当社のスキルチェックシステム「モチベイ」で成長状況を可視化し、
翌月の目標設定も行っています。
翌月の目標設定も行っています。
◆若手離職の原因を分析し、改善策を現場にフィードバック
面談では、曖昧な悩みの裏にある“本当の原因”を探ります。
●教え方が速すぎる
●シフトの偏りで疲労が蓄積
●孤立感が強まっていた
背景を見抜いた上で、店長・社長へ抽象化してフィードバック。
実際に「離職寸前だった若手」に対し、早期に店舗異動を行い、離職を防げたケースもありました。
◆外部メンター導入後の変化|定着率が大幅改善
導入後、A社様の現場には次のような変化がありました。
● 先輩スタッフの指導方法が改善
● シフト負担の調整がスムーズに
● 若手のフォロー体制が強化
● 新人教育の流れが整理された
● 若手スタッフの声が前向きに変わった
結果として、半年以内の離職率が大幅に改善。
社長からはこんなお言葉をいただきました。
「橋本さんがいてくれたおかげで、若手が辞めなくなった」
◆まとめ|飲食店の若手離職は“仕組み”で防げる
若手スタッフが辞める理由は、決して「根性」ではありません。
気軽に悩みを話せる第三者がいないこと。
ここが最も大きな要因です。
外部メンターは、その孤立を埋め、離職を防ぎ、成長を支える存在です。
A社様のように、
「若手が安心して働ける飲食店づくり」
は確実に実現できます。
若手育成や離職防止でお困りの飲食企業様は、ぜひ当社の無料相談をご利用ください。
現場支援コンサルタント橋本夏