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2022年末飲食店忘年会対策|飲食店コンサルティングのスリーウェルマネジメント

2022年末飲食店忘年会対策|飲食店コンサルティングのスリーウェルマネジメント

2022年末飲食店忘年会対策|飲食店コンサルティングのスリーウェルマネジメント

皆さんこんにちは飲食店コンサルティング会社スリーウェルマネジメント代表コンサルタントの三ツ井です。

「10月はだいぶ売上がもどってきた」と感じられている飲食店経営者の方も多いのでは無いでしょうか?

実際当社のご支援先でも、この10月は好調な企業様が多かったようです。

そんな中で最近よく「今年の年末の飲食店の売上はどうなりますか?」というご質問を頂くようになりました。

今日は12月の動向予測や飲食店の2022年忘年会対策について、お話をしていきたいと思います。

■2022年末の飲食店の売上は概ね90%程度 | 飲食店コンサルティングのスリーウェルマネジメント

■2022年末の飲食店の売上は概ね90%程度 | 飲食店コンサルティングのスリーウェルマネジメント

コロナ禍における飲食店の売上影響は、コロナ重症者数と比例する傾向があります。

上記グラフはコロナの重症者数の推移です。昨年の第5波では2,000人を超える重症者が出ていましたが、今年9月からの第7波では重症者数はだいぶ抑えられている状態です。

ここで懸念されるのは「第8波があるか?ないか?」ですが、結論から申し上げると今年12月~1月の第8波はあると私は思っています。

むしろ飲食店は「第8波があると思って準備をしておく」事が重要です。

ただ今まで重症者の推移からすると重症者数は7波より減る事が予測されますので、飲食店に対する影響も7波より小さく、今年12月は飲食全体でコロナ前対比90%程度の売上になるかと思います。

恐らく政府としても「まん延防止等重点措置」などは実施しない事が予想されます。

こうした中で2022年末の忘年会商戦に向けて、飲食店はどのような対策を行うべきかをまとめさせて頂きました。
 

◾️飲食店2022年度忘年会対策7つのキーワード | 飲食店コンサルティングのスリーウェルマネジメント

①コロナ前シフト

2022年12月は飲食全体では90%程度、少人数でフラッと寄れる居酒屋はコロナ前対比90%〜100%、宴会需要を狙った大箱の居酒屋はコロナ前対比60%〜70%、焼肉業態はコロナ前対比95%〜105%程度で推移する事が予測されます。第8波の感染拡大で忘年会需要にブレーキがかかり、もう少し影響が大きくなる事も予想されますが、長引くコロナ禍でスタッフの戦闘能力が低下してしまっている現状(人員不足も含めて)を加味すると、コロナ前と同じシフト人数の確保はしておきたいものです。

②店内告知徹底

一般的に新規客獲得販促におけるコンバージョン率(来店率)は1%程度、一方で既存客再来店販促におけるコンバージョン率は10%程度。今年の12月の売上を最大化するためには、11月にご来店されたお客様に対してい「忘年会チラシ全客配布」等を徹底して行っていく事が重要です。

なお、弊社ご支援先で11月初旬から「忘年会チラシ全客配布」を行っている店舗は、既に順調な予約獲得を実現しています。
 

③情報鮮度

グルメサイト(食べログ、ぐるなび、ホットペッパーなど)やGoogleビジネスプロフィール、instagramなど全てのWEB媒体を最新の情報にしておく事が重要です。(間違っても「歓送迎会プランが掲載されたまま」という事が無いようにお願いします!)変更期日を定めた上で責任者がすべての情報をチェックするようにして下さい。(遅くても11月17日までに完了)
 

④ネット予約当日開放

食べログのデータによると「ネット予約利用者数」はコロナ禍前を超えています。こうした中でネット予約対応は必須となります。今年の年末で最大売上を獲得したい店舗様においては、可能であればオープン直前までネット予約を「当日解放」しておき、オープン直前に最終の予約人数を確認するオペレーションを構築してください。(サラリーマンは17時頃からこっそりデスクでネット予約を検索し始めるため)
 

⑤ダイバーシティ対応プラン

「2名からOK」「ノンアルコール飲み放題プラン」「全員飲み放題縛り無し」「ランクアップオプション」など、お客様の多様性=ダイバーシティーに対応したメニューで集客の最大化を目指していく事が重要です。なお、ネット予約人数はコロナ禍は平均3名を超えていましたが、現在では2~2.5名利用が大きなシェアが占めています。そういった意味でも「少人数対応」は重要な戦略となります。

コロナ前であれば「そんなお客は面倒だから相手にしなくてよい!」と思っていた方もいると思いますが、今年の忘年会をアフターコロナのV字回復起爆剤にしたい店舗様は、お客様の多様性に対応する事で客数の最大化を図って下さい。

⑥デジタルアドレス獲得

販売促進効果を最大化する為には、客数が多い繁忙期にお客様のデジタルアドレス(SNS,メルアド等)を獲得し、閑散期に獲得したデジタルアドレスに対して低コストで直接来店促進を行う戦略(ダイレクトマーケティング)が重要です。そういった意味でも今年の12月はデジタルアドレス獲得の大きなチャンスです。店舗で獲得目標を設けた上で、しっかりと取り組んで下さい。

 

⑦QSCチェック

今年の12月の繁忙期のお客様満足度が来年のリピート来店を決める事は言うまでもありません。人員不足等の問題は多々あると思いますが、繁忙期に入る前に改めて店舗のQSCチェック等を行い問題点の改善を行っておく必要があります。接客面に関しては人員不足という厳しい状況の中でも「お出迎え」「中間サービス」「お見送り」など、お客様の印象に残るシーンに絞って重点的に対策をしていく等の「選択と集中型サービス戦略」も重要です。
 

来年からのV字回復に向けて、ぜひ皆様の会社でも上記7つの対策を検討してみて下さい。

本ブログが少しでも飲食店経営者の皆様のご参考になれば幸いです。

本日も最後までお読み頂きありがとうございます。

 

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