コロナ禍でも大行列「挽肉と米」清宮社長との対談レポート|スリーウェルマネジメント

皆さんこんにちは飲食店コンサルティング会社スリーウェルマネジメント代表の三ツ井です。
先日はコロナ禍でも大行列のハンバーグ専門店「挽肉と米」を展開するランプ株式会社の清宮社長と対談をさせて頂きました。
約1時間の対談でしたが「挽肉と米」の誕生秘話や、業態開発のポイントなどをたっぷりと伺わせて頂きました。
清宮社長のお話のポイントをまとめさせて頂きました。

①プロに力を借りるプロになる
清宮社長は「店舗デザインならあの方」「ブランディングならあの方」といったように外部のプロフェッショナルの方々とタッグを組むプロジェクト方式で業態開発を行っておられます。外部パートナーとのプロジェクト方式での業態開発をスムーズに行う為には、プロジェクト全体の進行やコンセプトとの乖離等を常にチェックしていく高レベルなPM(プロジェクトマネジメント)スキルが必要です。このPMスキルに関して、清宮社長は前々職のTSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブや、前職の一風堂を展開する力の源ホールディングス時代に徹底的に学んでこられたそうです。
対談の中ではミーティングの中でプロジェクトメンバーのアイデアを引き出すファシリテーションスキル等、我々コンサルタントにとっても大きな学びになるお話をたくさんして頂きました。
②足し算と掛け算から、引き算と割り算へ
「挽肉と米」はその名前の通り、ハンバーグとご飯に特化した”かなりとんがった業態”です。
”挽きたて、焼きたて、炊き立て”という「3たて」をコンセプトに、メインとなるメニューは「挽肉と米」の1種類のみとなっています。
業態開発当初は色々な違ったメニュー展開(足し算、掛け算)も考えておられたそうですが、最終的には引き算と割り算の発想でシンプルなコンセプトにいきついたそうです。
③世界展開
「挽肉と米」の今後の展開については、国内では無く海外市場を攻めていかれるそうです。
最初のターゲットはアメリカ。アメリカではハンバーグのパテはバンズに挟んで食べるのが一般的ですが、挽肉と米はあえてアメリカで”挽きたて、焼きたて、炊き立て”を駆使する事で、ハンバーグ+ごはん+お味噌汁の文化を定着させる事にチャレンジしていくそうです。
コロナ禍で大行列の挽肉と米の渋谷店




長引くコロナ禍で外食産業の在り方が問われている中で、挽肉と米は外食の楽しさを改めて感じさせてくれる素晴らしい業態でした。
清宮社長との対談後5日後の12月頭には「挽肉と米」の外食アワード2021受賞の速報が!!
さらに第二回で対談をさせて頂いた藤田社長の「仙台ホルモン焼肉酒場 ときわ亭」も外食アワード受賞!!
第一回で対談させて頂いた志賀社長のスイーツ新業態「ガリゲット」は早くもテレビ、メディアで話題沸騰中!
2021年、ニューノーマル時代の外食産業をけん引されている素晴らしい外食経営者の皆様と対談をさせて頂けた事に改めて感謝です。
藤田社長と清宮社長の対談のダイジェスト動画も近々公開させて頂きます。(編集が追いついてません。。すみません、、、、)
第一回のエイムエンタープライズ志賀社長との対談動画は下記よりご覧くださいませ!
https://www.youtube.com/watch?v=jvguJ724ohM
今後もどんどん対談ムービーをアップしていきますので、皆さんチャンネル登録お願い致しますm(_ _)m
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
